弊社で記事作成のお仕事をお受けいただく場合、
文章表現は下記ルールで統一をお願いします。
文章表現にはライターさんそれぞれでこだわりがあるかと思いますが、
サイト内の記事は、他の記事と違和感がないようにする必要があります。
下記ルールをご一読いただき、準拠をお願いいたします。
この記事の目次
- 1. 改行についてのルール
- 2. 記事の体裁に関するルール
- 3. 文章は中学生でもすらすらわかるレベルで、相手に語りかけるような雰囲気で書く
- 4. 一番重要なことは、一番初めに書く(少しでも早くタネあかしをする)
- 5. 文章は「結論から書く」を意識する
- 6. 主張にはすべて「根拠」をつける
- 7. 自信なさげな表現は避ける(根拠に基づいてしっかり言い切る)
- 8. 体言止めは使わない
- 9. 他サイトからの文章コピーはいっさい不可
- 10. 長い文章は短文に区切る
- 11. 語尾が単調にならないようにする
- 12. 見出し文章の前には記号を入れてわかるようにして納品する
- 13. 誤字脱字は「1つもない状態」で納品する
- 14. 並列的な内容については「箇条書き」にする
- 15. 見出し文章の「すぐ下」に結論を書く
- 16. 見出し文章と本文を対応させる
- 17. 本文が長くなっている場合、適度に小見出しを入れる
- 18. 見出し文章や本文にはキーワードを意識的に入れる
- 19. 弊社の指示文章などは削除した状態で納品する
- 20. ひとつの見出し内では、ひとつの主張だけを行う(2個以上の主張を入れない)
1. 改行についてのルール
↓記事の本文には、以下のルールに従って改行を入れてください。
- 句点(。)を打つたびに改行する
- 改行したら、さらにもう一行あける。
- 一文が長くなる場合は、読点(、)でも改行する
↓こちらの例を参考にして下さい。
悪い例①(改行していない)
メロスは激怒した。必ずかの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは村の牧人である。笛を吹き羊と遊んで暮らしてきた。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
悪い例②(改行後に一行あけていない)
メロスは激怒した。
必ずかの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
メロスには政治がわからぬ。
メロスは村の牧人である。
笛を吹き羊と遊んで暮らしてきた。
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
↓上記の「悪い例」を修正するとこういう感じになります。
基本的に、1つの文章に読点は1つまでです。
1つの文章に2つ以上の読点があると長い印象になるので、なるべく避けて下さい。
どうしても1つの文章に2つ以上の読点を入れざるをえない場合には、
読点でも改行を入れて下さい。
2. 記事の体裁に関するルール
記事内で使う文字の種類などについては、以下のルールでお願いします。
- です・ます調
- ?!・()はすべて全角(かな入力)
- 英数字は半角
- 『』は使わず、「」を使う
- 文頭下げ(段落を書き出す前のスペース)は必要ありません。
3. 文章は中学生でもすらすらわかるレベルで、相手に語りかけるような雰囲気で書く
記事内の文章は、中学生でもすらすらわかる平易な文章レベルでお願いします(ですます調です)
また、無機質で無味乾燥な印象を与えないように、
「〜は〜なんです。
なぜかというと、〜だからなんですよね。
私も同じ体験をしたことがあるのですが、そのときは〜で驚きました。
あなたは同じ失敗をしないようにぜひ注意してくださいね」
といったように、できるだけフレンドリーな語り口でお願いします。
ただし、「!」や「!?」を過剰に使うと、
文章の信頼性が落ちて逆効果になることもありますので注意してください。
また、書き手側のテンションは「読者のテンションに合わせる」のが基本です。
(読者のテンションは、キーワードから類推したり、
Yahoo!知恵袋などの口コミサイトで調べるとなんとなくわかります)
健康や人生についての不安があって調べ物をしている読者に対して、
あまりテンションの高い語り口で書いても違和感を与えてしまうので、注意して下さい。
4. 一番重要なことは、一番初めに書く(少しでも早くタネあかしをする)
記事のなるべく前半の方で、
「記事の中で一番伝えたいこと」を書くようにしてください。
一番大切なことを、最初に書くという感じです。
(早めにタネあかししてしまう)
WEB上の文章は、書籍とは読まれ方がまったく違うので注意してください。
WEB上の文章を読む読者は、
基本的に「調べ物」をしている人たちですので、とにかくせっかちです。
文章の結論やメインの主張が出てくるまでが遅いと、
すぐに離脱して別のサイトにいってしまうので注意してください。
5. 文章は「結論から書く」を意識する
↓本文の書き方は、以下の順番を意識してください。
- 「根拠→結論」ではなく、
- 「結論→根拠」のかたち
- 「AだからBです。」ではなく、
- 「Bです。なぜならば、Aだからです。」
WEBの読者はとにかくせっかちですので、結論はもったいぶらず、
できるだけ早めに読者の目に触れるように書く必要があります。
6. 主張にはすべて「根拠」をつける
記事内での主張は、基本的にライターさんの自由に書いていただいて結構です。
ただし、記事内での主張には、
すべて根拠をつけていただく必要があります。
記事内で「自分はこう思う。〜は〜です」ということを書く場合には、
必ず「なぜそのように言えるのか?」を書くようにしてください。
↓主張の根拠として使えるものとしては以下のようなものがあります。
- 論理的に考えてこうである、という内容
- 具体例や体験談(実際にやってみたらこうだった)
- 有名人や公的な機関が提示している証拠
記事内で根拠が説明されていないと、
まさしく「根拠のない主張」ということになり、読者は読んでくれません。
7. 自信なさげな表現は避ける(根拠に基づいてしっかり言い切る)
- 〜のようです。
- 〜なのかもしれません。
- 〜という気がします。
↑など、読者から見て自信なさげに感じる表現は避けてください。
読者は「ネットで調べ物をしている人たち」ですので、
あいまいな記事だと判断されてしまうとその時点で読まれません。
主張にしっかりとした根拠が述べられているのであれば、
自信なさげな表現にはならないはずです。
8. 体言止めは使わない
下記の例のような「体言止め(名詞で文章を区切ること)」は使わないでください。
体言止めは、小説やエッセイなどの文章ではよく見かける表現ですが、
WEB上の文章には向かない表現です。
良い例
転職活動を行う際に、ぜひ気を付けておきたいのが福利厚生です。
せっかく手間と時間をかけて転職するなら、
今の職場よりも良い条件で働けるところを選びたいですよね。
悪い例
転職活動を行う際に、ぜひ気を付けておきたいのが福利厚生。
せっかく手間と時間をかけて転職するなら、
今の職場よりも良い条件で働けるところを選びたいですよね。
9. 他サイトからの文章コピーはいっさい不可
WEB上の文章は、すべて著作権法で保護されている文章です。
よそのサイトから文章をコピーして納品する行為は犯罪ですので、絶対にやめてください。
情報ソースとなるようなサイトから引用をしたい場合には、
納品文章に「ここから引用」「ここまで引用」といったようにわかるようにして、
引用元のサイトのリンクを貼っておいてください。
なお、引用は政府サイトや研究機関・医療機関のサイトなど、
信頼性の高いサイトからのみ行うようにしてください。
なお、意図せずに他サイトと文章が似てしまうことはあります。
納品前にご自身でも無料のコピーチェックツールにかけてから納品するようにしてください。
↓コピーチェック作業のやり方はこちらで説明しています。
-
記事の納品前に【全員・毎回・必ず】処理をお願いします!コピーチェック作業のやり方
(コピーチェック作業の行い方を解説します) 記事本文が完成しましたら、 他サイトとの類似表現がないか、ご自身でコピーチェックを行なってください。 意図せずに表現が似てしまう場合もあります ...
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10. 長い文章は短文に区切る
「〜で、〜で、〜で、」と長い文章は短文に分けるようにして下さい。
読点は1つの文章に1つまでが目安です。
文章が長くなる場合、読点(「、」)で改行を入れていただいてもOKです。
悪い例(「、」が多すぎる)
親の後ろに隠れてもじもじしたり、恥ずかしそうにしたりする子がいますが、家で自分の親と一緒にいるのに、ものすごくこわばった表情で先生と接しているとしたら、先生は「あれ??ここのご家庭は何かあるのかな?」と、気になってしまいます。
↓上記「悪い例」の修正例
良い例
親の後ろに隠れてもじもじしたり、恥ずかしそうにしたりする子もいます。
家で自分の親と一緒にいるのに、ものすごくこわばった表情で先生と接しているとしたらどうでしょうか。
このような場合、先生は「あれ?ここのご家庭は何かあるのかな?」と気になってしまいます。
11. 語尾が単調にならないようにする
文章はリズムを意識していただき、無味乾燥な印象にならないよう注意してください。
「〜でした。〜でした。〜でした。…」と連続したり、
「〜です。〜ます。〜ます。〜です。〜です…」と連続する文章は、
読者に稚拙な印象をあたえてしまいます。
「〜は〜です。
というのも、〜は〜だからなんです。
〜は〜ですから簡単ですよね。
〜なので、〜するときには〜するようにしましょう」
といったように、
目の前にいる人に話しかけるような文章にしてください。
悪い例(語尾が単調)
メロスは激怒しました。
必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意しました。
メロスには政治がわかりませんでした。
メロスは、村の牧人でした。笛を吹き、羊と遊んで暮らしてきました。
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感でした。
↓上記「悪い例」の修正例
良い例
メロスは激怒しました。
必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意したのです。
メロスには政治がよくわかりません。
メロスは村の牧人で、笛を吹き、羊と遊んで暮らしてきた人間だからしょうがないですよね。
しかし、邪悪に対しては、人一倍に敏感な人間だったのです。
12. 見出し文章の前には記号を入れてわかるようにして納品する
大見出しの前には「◎」を入れて下さい。
中見出しの前には「◇」を入れてください。
小見出しの前には「▲」を入れて下さい。
↓イメージとしては下記のようになります。
(実際には文頭下げスペースは入れないでOK)
◎果物とは何か?
◇1. りんごとは何か?
▲フジリンゴ
▲トキリンゴ
▲ジョナゴールド
◇2. みかんとは何か?
▲有田みかん
▲温州みかん
◎野菜とは何か?
◇1. キュウリとは何か?
◇2. ナスビとは何か?
なお、Wordのフォント機能(文字の拡大や文字に色をつける)などは使わないでください。
13. 誤字脱字は「1つもない状態」で納品する
誤字や脱字は1つもない状態で納品してください。
納品前に一度、文章を読み返すだけでも誤字脱字はほぼなくせます。
Googleドキュメントの校正機能なども活用してください。
14. 並列的な内容については「箇条書き」にする
並列的な内容は、箇条書きで入れるようにしてください。
悪い例(わかりにくい)
果物の例としては、りんごやみかん、ぶどうやなし、かきやマスカットといったものがあります。
さらにいえば、いちじくやメロン、バナナやさくらんぼも果物に含まれます。
↓上記の「悪い例」を修正するとこんな感じになります。
良い例
果物の例としては以下のようなものがあります。
- りんご
- みかん
- ぶどう
- なし
- かき
- マスカット
- いちじく
- メロン
- バナナ
- さくらんぼ
15. 見出し文章の「すぐ下」に結論を書く
見出しの文章の直下には、
結論にあたる文章がくるようにしてください。
↓イメージ的にはこんな感じです。
WEBの読者は、記事を「上から順番に読む」ということは普通しません。
ページを開いたらザーッと画面をスクロールしていき、
「興味のある部分から読む」という読み方をします。
より具体的には、
興味のある見出し(目次)で目を止め、
もし興味があればその直下の本文を読む
というようなかたちで記事を読みます。
そのため、見出し文章のすぐ下に結論がないと、
「なんだかもったいぶった文章で読むのがめんどくさいな…」と、
ストレスを感じてよそのサイトに行ってしまいます(読んでくれません)
WEBの読者はとにかくせっかちであることを意識してください。
16. 見出し文章と本文を対応させる
見出し文章と本文の内容が乖離(かいり)しないように注意してください。
例えば、見出し文章が「AをBするにはどうしたらいいのか?」となっているのに、
本文の中では「AをCにするための方法」が説明されている…
といったかたちにならないよう注意してください。
17. 本文が長くなっている場合、適度に小見出しを入れる
本文がずらずらっと長くなる文章は、WEB上では基本的に読まれません。
内容的にくぎれそうなところで、
中見出し(◇)または、小見出し(▲)を入れてください。
目安ですが本文が250文字程度続くと「長い」印象になります。
18. 見出し文章や本文にはキーワードを意識的に入れる
見出し文章や本文には、
記事で狙うメインキーワードを意識的に入れるようにしてください。
また、メインキーワードの他にも、
関連キーワードも見出し文章や本文に意識的に含めるようにしてください。
19. 弊社の指示文章などは削除した状態で納品する
納品する記事は、校正を経て弊社運営サイトに投稿します。
サイトにすぐに投稿できるように、
弊社で入れている指示文章などは削除した状態で納品してください。
(ただし、キーワードや記事タイトルは検収時に必要な情報なので、消さずに残しておいてください)
20. ひとつの見出し内では、ひとつの主張だけを行う(2個以上の主張を入れない)
「1見出し=1主張」としてください。
1つの見出し内に2個以上の主張があると、意味が理解しにくい文章になってしまいます。
主張したい内容が2個以上ある場合は、1つずつ見出しを分けてください。